
エニタイムフィットネスでは、入会した店舗が「所属店舗(ホームクラブ)」になります。
全国どこでも通えるのが魅力のジムですが、通い方によっては所属店舗が自動的に変更される(=移籍)ことがあるんです。
ただ、この移籍のルールがちょっとわかりにくいという声も…。
この記事では、移籍が起こる条件や注意点、月額料金がどう変わるのかについて、できるだけわかりやすくまとめました!
※この記事は2025年7月時点の情報をもとに作成しています。 移籍ルールや料金体系は変更される場合がありますので、最新情報はエニタイムフィットネス公式サイトまたは所属店舗にてご確認ください。
所属店舗とは?
まず「所属店舗」とは、入会・契約した店舗のこと。
通常はこの店舗があなたのホームクラブ(所属先)となり、月会費もその店舗の金額が適用されます。
もちろん、エニタイムフィットネスは24時間365日どの店舗でも利用可能。
でも「どこで入会したか」によって、所属と料金が決まるということは覚えておきましょう。
「移籍」とは?どんなときに起きるの?
この所属店舗ですが、あなたがよく利用する店舗に自動で変更されることがあります。
これがいわゆる「移籍」です。
なので、「家の近くの店舗で入会したのに、気が付いたら会社の近くの店舗に所属が変わってた…」というケースも。
実はエニタイムでは、どの店舗をどれだけ使っているかを毎日システムでチェックしていて、ある条件を満たすと所属が変更されます。
しかも、移籍先の月額料金が新たに適用されるため、知らないと「料金が上がった!?」ということもあり得ます。
移籍の条件(2つのルール)

移籍が成立する条件は、以下の2パターンがあります。
ルール①:30日間×2セットで、他店舗利用が多い
過去30日間で4回以上ジムを利用していて、そのうち51%以上が“同一の別店舗”であった場合、この状態がさらに30日間続くと、移籍成立!
つまり、「2か月連続で別の店舗ばかり通ってると、自動で移籍になる」というルールです。
公式では「30日×30日」と説明してあって「30日×30日って90日?」と一瞬迷うかもしれませんが、「連続した2回の30日間」になります。
💡 例えば:6月・7月に合計12回ジムへ行き、そのうち毎回A店(所属外)だった → 所属がA店に移ります。
ルール②:30日間×3セットで、ずっと他店舗のみ
各30日間で1回以上の利用があり、それがすべて“同一の別店舗”だった場合、3か月連続でこの状態が続くと、移籍成立!
こちらはゆるい利用でも成立するケースで、「たまに通ってるだけでも、ずっと同じ別店舗だったら移籍になる」というルールです。
💡ポイント:ルール①より緩やかだけど、期間が長くて連続性が求められるのが特徴。
条件を満たさないとリセットされる
ルール①・②のどちらの場合も、各30日間ごとにシステムで自動チェックされます。
各30日間ごとの集計期間において、条件を満たせない場合はその期間分のカウントが無効となり、連続条件がリセットされます。
注意点は起算日は日々更新されること
エニタイムフィットネスの移籍が成立する条件は月末締めではなく、「今日から過去30日間」が毎日ずれてチェックされる仕組みになっています。
起算日は毎日更新されていて、“30日ごと”ではなく“今日を基準とした過去30日間”の利用回数が常に再計算されています。
例えば、7月6日なら「6月6日〜7月6日までの利用履歴」が対象。翌日になれば「6月7日〜7月7日」の記録に入れ替わります。
たとえ1か月間で4回行っていても、そのうちの何回かが30日以上前になるとカウントから外れ、条件を満たさなくなる可能性があるため注意が必要です。
移籍するとどうなる?月額料金に注意!
移籍が成立すると、所属店舗が変更されます。
それにともなって、月額料金も移籍先の店舗の金額に自動で切り替わります。
エニタイムは店舗によって月会費が異なるため、移籍によって月額料金が高くなることもあります。
また、各種割引も店舗によって違うので、所属店舗では適用されていた割引でも、新所属店舗ではそもそも割引サービスが無いこともあります。
私の所属店舗は月額7,680円で、私は学生なので学割(−1,000円)を適用してもらって、月額6,680円で通っています。
この店舗は家から20分ほどかかるのですが、最近自宅から10分の場所に新しい店舗がオープンしました。
新店舗のほうが設備も新しくて魅力的なのですが、もし所属がそちらに変更されると月額8,580円になってしまいます。
つまり、今より+1,900円の負担に…!
そこで私は、たまに新店舗も使いつつ、所属店舗にも51%以上は通うようにして、今の料金をキープしています。笑
特に、通っている店舗が都市部や人気エリアである場合や、オープン間もなく設備が整っている店舗に移籍になると、今まで以上に負担が増える可能性もあるので要注意です。
海外店舗は例外
なお、海外店舗から日本店舗への自動移籍は発生しません。
また、海外へ長期滞在される方・海外からの一時帰国など特殊なケースは、事前に所属店舗に相談することをおすすめします。
1日に2回同じ店舗に行ったらカウントは2回になるの?

同じ店舗に1日に複数回行くこともあると思います。
この場合は、同日であれば何回通っても「1回」とカウントされます。
例)同日に所属店舗に1回、B店に2回入店した。
⇒所属店舗もB店も1回ずつの来店とカウントされます。
移籍したくない!どうすればいい?
移籍を避けたいなら、とにかく所属店舗の利用回数を増やすことが一番の対策です。
エニタイムの移籍ルールでは、「直近30日間の利用回数」によって所属が自動で切り替わる仕組みになっているため、たとえ他の店舗に通っていても、所属店舗にもしっかり通っていれば移籍は防げます。
具体的には、
・他店舗ばかりになりそうなときは、所属店舗にも立ち寄っておく(入店するだけでもOK)
・移籍の基準日(過去30日)を意識して、こまめに通う
といった工夫が効果的です。
「今日はちょっとだけでも運動しようかな」くらいの感覚で、気軽に所属店舗に顔を出しておくのが移籍を防ぐ最大のコツです。
まとめ:気づいたら移籍してた!?を防ごう
エニタイムの「移籍ルール」は、ユーザーにとって便利なようで、知らないとちょっと戸惑う制度でもあります。
月額料金の変動を防ぐためにも、
・所属店舗にもたまに通っておく
・会員アプリで所属クラブを確認しておく
といったセルフチェックをおすすめします。

通った回数の確認方法は、エニタイムフィットネスのアプリを開いて、右上の人の形のマークをタップ ⇒「会員情報」⇒「利用履歴」から確認できます。
ジムに通う頻度や店舗のバランスに気をつけながら、賢くエニタイムライフを楽しみましょう💪
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